新型のNinja650が格好良いので調べてみた。
10/5~10/9の間、ドイツのケルンでINTERMOT 2016が開催されましたね!
たくさんの新型モデルが発表され、ネットに上がる情報に胸を躍らせた5日間でした。さすが世界で最大規模のバイクイベント!
今年3月に開催された東京モーターサイクルショーに比べると、発表されたモデルはINTERMOT 2016の方が豊富だったような気がします。日本のバイク市場は小さいので仕方ないのでしょうか。なんだかちょっと寂しいです(´・ω・`)
とはいえ、経済産業省が発表した「自動車産業戦略2014」では、2020年にはバイクの日本市場販売を100万台とすることを目標としているようです。もしそうなって日本市場が活気づいたらと一人のバイク乗りとして願うばかりです。
◆「自動車産業戦略2014」をとりまとめました(METI/経済産業省)
http://www.meti.go.jp/press/2014/11/20141117003/20141117003.html
ちなみに、2015年では37.3万台(自動車工業会調べ)だったので、あと4年で2.7倍にしなきゃならない。すげえな。
さて、本題です!
INTERMOT 2016で発表された新型モデルで、もっとも気になったのがこちら↓
www.youtube.com
www.kawasaki-cp.khi.co.jp
Ninja650です!
私の所有しているNinja400Rは、ER-6f(Ninja650の旧モデル)をボアダウンしたモデルです。つまり、Ninja650はNinja400Rのお兄さん的存在。もし大型バイクへステップアップできるならば、購入候補の1台に上がること間違いなしです。
このNinja650の2017年モデルがすごく格好良かったので、旧モデルからどう変わったのか簡単に調べてみました。
スペック比較
主要なスペック表はこちら!現行と比べて向上したものは赤字、低下したものは青字にしました。スペックは、2017年モデルがKawasakiの欧州サイトから、現行モデルはブライトで手に入るモデル(ABS無)のものを引用しています。
- 2017年モデル→Ninja 650 MY 2017 - Kawasaki Europe
- 現行モデル→Ninja 650 | 株式会社ブライト
諸元 | 現行モデル(ABS無) | 2017年モデル(ABS有) |
---|---|---|
最高出力 | 70.7 PS / 8,000 rpm | 68.2 PS / 8,000 rpm |
最大トルク | 64 N•m / 7,000rpm | 65.7 N•m / 不明 rpm |
全長 x 全幅 x 全高 | 2,110 x 770 x 1,180 | 2,055 x 740 x 1,135 |
シート高 | 805 mm | 790 mm |
ホイールベース | 1,410 mm | 1,410 mm |
トレール | 110 mm | 100 mm |
車両重量 | 209 kg | 193 kg |
燃料タンク容量 | 16 L | 15 L |
【その他】
- 燃費8%向上
- 新設計の多機能メーター
- アシスト&スリッパークラッチを搭載
- バーハンドルからセパハンに
- シガーソケット電源が標準装備?
馬力は低下するも16kgの軽量化!
馬力が2.5PS下がってしまいました。これはEURO4に対応するためでしょうか?
でもその代わり、車両重量が16kgも軽量化されて209kgから193kgに。ABS付きなのにすごいな。Ninja400R(203kg)より軽いですよ!
ちなみにパワーウェイトレシオを計算すると、2.96kg/PSから2.83kg/PSに下がることになります。値が小さいほど優れた加速性能を持つので、2017年モデルはより強い加速感が味わえそうですね~。
よりスポーティなスタイルで格好いい!
ZX-10Rのようなシャープでスリムなスタイルになりましたね。
ハンドルはバーハンドルからセパレートハンドルに変わっています。現行モデルと違って、よりスポーティになった印象を受けました。
また、車体は全体的にコンパクトになっています。ホイールベースは変わっていませんが、トレールが10mm減って100mmになっていますので、現行よりもハンドリングが少しクイックになっていると思われます(`・ω・´)
シート高が15mmダウン&新機能搭載でツーリング性を確保
シート高が805mmから790mmへ15mmも下がり、足つきが向上!
燃費は8%向上して航続距離がアップと思いきや、タンク量量が1L減の15Lになっています。航続距離は伸びるどころか減りそうですね……。
新設計の多機能メーターは、まずデザインが良い。
そして、ギアポジションインジケーターやシフトアップインジケーターが付いていて、特にシフトアップインジケーターと連動してタコメーターの針先が光る演出がイイ!(・∀・)動画の0:45あたりです。
アシスト&スリッパークラッチが搭載されているので、クラッチレバーの操作力が軽減されて、長距離ツーリングでも疲れにくくなりそうです。
動画の1:35あたりにシガーソケット電源がちらりと見えるので、もしかしたら標準装備かもしれない!イイヨイイヨー。
でも、グラブバーがなさそうですね。シートバッグはどこに固定すればいいんだろうか。
リアサスペンションどこだ……
Ninja650/400、ERシリーズの象徴である右サイドに大きくオフセットしたリアサスペンションが見当たりません。どこだよ……。
と思って動画をよく見ると、センター位置に移動したようです。すっきりして良いね。サスペンションの場所によって、乗り味にどのくらい影響があるんでしょうね?
新型のNinja650が格好良いので調べてみた感想
欲 し く な っ た 。
【追記】2017.3.15
とうとう国内のKawasaki公式サイトに新型Ninja650の情報が公開されました!
まだ金額は掲載されていませんが、一体いくらになるのでしょうか……。
www.kawasaki-motors.com