ふんきちブログ

趣味のために働く既婚サラリーマンのブログ。

ふんきちブログ

ロードバイクで帰省したら、膝痛に悩まされることになった

この前ビンディングペダルを導入したので、その効果を試すため、自宅から実家までロードバイクで帰省してみることにしました。
実家までは片道60kmくらい。実家で1泊するので、2日間で往復120kmを走る計算。

実家までは、荒川の河川敷道路に沿って北上して行くことにしました。
市街地を走るのが最短距離なんですが、ビンディングペダルに慣れていないので、「もしかしたら立ちごけするかも。それが、交通量の多い道路だったら……」ということで、自動車があまり走らないルートを選択しました。

f:id:zankin12yen:20190503192752j:plain
荒川と隅田川を仕切る「岩淵水門」で休憩。奥には、赤門と通称される旧岩淵水門が見えます。

f:id:zankin12yen:20190503192740j:plain
ボートレース戸田の脇にある公園で休憩。

少し疲れはあったものの、行きの60kmは難なく実家に辿り着くことができました。「俺も自転車で帰省できるようになったんだなぁ。これは帰りも余裕じゃね?」と調子こいていたのですが、帰りの途中で両膝に違和感が……。

膝が痛い

実家から自宅に戻る途中、だいたい20km地点のところから、ペダリングするたびに両膝にチクチクとした痛みが走るようになりました。

自宅に向かっているので走るのを辞めるわけにはいかず、我慢して残り40kmを走り続けたら、帰宅する頃には歩いたり、階段を上り降りしたりする度に膝が痛むほどまでに悪化。特に左膝の内側がチクチクと痛みます。
フラットペダルのときは膝が痛くなることはなかったのに、なんで?ビンディングペダルにしたから??

1週間経っても左膝の痛みは消えなかったので、整形外科の診察を受けることにしました。

O脚が原因で膝関節が炎症していた

f:id:zankin12yen:20190504002426p:plain
O脚と膝痛のイラスト(いらすとやには何でもある)
何を隠そう(隠してない)、私はO脚です。

O脚の場合、膝関節の隙間が外側よりも内側の方が狭くなっていて、関節の内側に対して負担がよりかかやすい状態になっています。

ロードバイクで長距離を走ったことで、膝の内側の軟骨が摩耗し、炎症を起こして痛んでいるとの診断結果でした。ひとまず、軟骨の主成分であるヒアルロン酸を膝に注射してもらい、様子を見ることになりました。

いま現在、診察を受けてから2ヶ月が経っていますが、痛みはまだ少し残っています。だいぶ治まってはいるのですが、膝に負荷をかけるような動きをすると痛みが戻ってくる感じ。ロードバイクは短距離じゃないと厳しい。はぁ……。

関節炎はビンディングペダルが原因(かもしれない)

ビンディングペダルは足を固定するのが特徴ですが、ちょうど私の膝に無理を強いる状態になっていたため、膝痛が発生したんじゃないかと思われます(たぶん)。

ロードバイクに跨ったときの自分の姿勢を改めて確認したところ、膝を真っ直ぐ正面に向けたとき、つま先が外側に開いていることが分かりました。がに股ってやつ?

f:id:zankin12yen:20190519205100p:plain
膝痛が発生したとき、いちばん右の状態になっていました
ビンディングペダルを導入する際、つま先がまっすぐ正面に向くように設定してしまっていたので、膝が内側を向く無理な態勢になってしまっていたようです。自転車はペダルをたくさん回すので(70〜90rpm)、この状態で数時間も膝の曲げ伸ばしを繰り返すと……。そりゃ、膝痛になりますよねって話です。

ひとまずの対応策

以上を踏まえて、対応策を考えました。

  1. O脚を治す
  2. ビンディングペダルを変える/ビンディングペダルを辞める
  3. ポジションを見直す
O脚を治す

時間はかかるけど、いちばん確実な対策です。
O脚になってしまうのは、骨盤のゆがみや筋肉不足といった後天的な原因が多いらしいのです。特に、骨盤と太ももの骨をつなぐ内転筋が重要。

整形外科の医師からも、「下半身の筋肉、鍛えてね」と言われました。幸いジムに通っていますので、O脚を治すために、定期的に下半身を鍛えないと!

内転筋を鍛えるなら、アダクション。そのほか、レッグプレスやアブダクションとかもやって、外旋筋群や大腿四頭筋もバランスよく鍛えよう。

ビンディングペダルを辞める/変える

ビンディングペダルが原因ならビンディングペダルを辞めればいいじゃない。
ということで、またフラットペダルに戻してみました。これで膝痛が再発しないか、しばらく様子を見ようと思います。

ただ、せっかくのロードバイクなのにビンディングペダルを導入できないのは残念無念。
調べてみると、膝に優しいビンディングペダルのメーカー(TIME、SPEEDPLAY)があるようなので、SPDからの乗り換えも考えてみようと思います。

ポジションを見直す

直接的な原因では無いと思いますが、ロードバイクに乗るときのポジションが窮屈で、膝に負担をかけた可能性もあります。振り返ってみると、膝周りがちょっと窮屈かなーという感触もありますし、サドルを上げたり、サドルからハンドルまでの距離を延ばすことで、膝の可動スペースを広げるのが良いんじゃないかと思うのです。

理想的なポジションはインターネットや雑誌なんかで書いてあります。でも、我流で試行錯誤するよりは、プロの目に見てもらった方が確実。巷には有料のフィッティングサービスがあるようなので、近々受けてみようかなと検討中です。

ロードバイクで帰省したら、膝痛に悩まされることになった感想

自転車は膝に優しいスポーツ。そう思って、無茶したら痛い目に遭いました。遅かれ早かれ、いずれは直面する問題だったと思うので、早いうちから気付けて良かったんだと前向きに考えたいと思います( ;∀;)

早く膝痛の問題を解消して、たくさんロングライドするんだ……。