初めての北海道ツーリングの準備する(1︰行き方検討編)
By ちいちゃいおっちゃーん (Own work) [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons
行くぜ北海道!
今年は北海道ツーリングします!念願の!
過去のエントリーで、何度か「今年は北海道ツーリング行くぞ!」と言っていましたが、あれは嘘じゃない(・ิω・ิ)
もちろん妻からの許可をもらっています。お盆休みを使って、心置きなく北海道を満喫しますよ!
というわけで、これから何回かに分けて、北海道ツーリングの準備 のエントリーをアップしていこうと思います。
北海道へ行く手段は?
北海道ツーリングをするにあたって、まず大事なのが北海道への行き方。
関東からはどうやって行くのが良いのか、現実的なアクセス手段について調べてみました。
定番の長距離フェリー
北海道ツーリングといえば、真っ先に思い浮かぶのが長距離フェリーで移動!
バイクで乗船する瞬間のワクワク感に、のんびりと過ごす船旅。ええやん(`・ω・´)
私の家(東京)から利用しやすいフェリーは、商船三井フェリーと新日本海フェリーの2つ。それぞれの乗船時間と金額をまとめました。
(1)商船三井フェリー
東京からだと最も近いフェリーターミナルが茨城県の大洗港。ターミナルまでは2時間弱で着くので、北海道ツーリングに備えてしっかりと体力を温存できそうです!
〈2017年8月の運行情報>
発着 | 大洗港(茨城県)~苫小牧港 |
行き | 19:45発→翌日13:30着(19時間45分) |
帰り | 翌日14:00着←18:45発(21時間15分) |
運賃(片道) | 旅客運賃:14,910円(カジュアル) バイク:11,310円(400cc以下) |
良いところ | 関東からのアクセスが最も良い!(片道130km) |
気になるところ | フェリーの中では割高 |
(2)新日本海フェリー
大洗港に次いで近いのが、新潟県の新潟港。新日本海フェリーは航路が2つあって、どちらも商船三井フェリーよりも金額が安め。特に小樽港の航路は到着が早朝なので、初日を目一杯走れるのが魅力!
〈2017年8月の運行情報>
◆小樽港行き
航路 | 新潟港~小樽港 |
行き | 11:45発→翌日4:30着(16時間45分) |
帰り | 翌日9:00着←19:00発(14時間00分) |
運賃(片道) | 旅客運賃:10,180円(ツーリストC、J) バイク:10,180円(750cc未満) |
良いところ | 小樽到着が早朝なので、初日をフルに使える! フェリーに1人用の個室があるので、コミュ障の私に最適! |
気になるところ | 新潟港まで遠い(片道350km) |
◆苫小牧東港行き
航路 | 新潟港~苫小牧東港 ※秋田港経由 |
行き | 23:05発→翌日17:20着(18時間15分) |
帰り | 翌日9:30着←19:30発(14時間00分) |
運賃(片道) | 旅客運賃:10,180円(ツーリストJ) バイク:10,180円(750cc未満) |
良いところ | フェリーに1人用の個室があるので、コミュ障の私に最適! |
気になるところ | 新潟港まで遠い(片道350km) |
自走からの短距離フェリー
青森まで自走して、そこから短距離フェリーに乗るという手段。
フェリーは津軽海峡フェリー、青函フェリー、シルバーフェリーの3つありました。北海道までの道のりも楽しみたい場合にはオススメ?
長距離フェリーと比べるとフェリー代がかなり安いです。それと一日の便数が多いので、ツーリング計画が立てやすそう。
ただ、フェリーターミナルのある青森県まで片道700kmあります(白目)
高速代とガソリン代、自走に必要な体力を考えると、あまり大きなメリットはないかもしれません(´・ω・`)
(1)津軽海峡フェリー
〈2017年8月の運行情報>
航路 | 青森港~函館港 |
便数 | 1日8便 |
所要時間 | 3時間10分~3時間40分 |
運賃(片道) | 旅客運賃:3,190円(スタンダード) バイク:3,830円(750cc未満) |
(2)青函フェリー
〈2017年8月の運行情報>
航路 | 青森港~函館港 |
便数 | 1日8便 |
所要時間 | 3時間50分~4時間 |
運賃(片道) | 旅客運賃:2,000円 バイク:3,000円(750cc未満) |
(3)シルバーフェリー
〈2017年8月の運行情報>
航路 | 八戸港~苫小牧港 |
便数 | 1日4便 |
所要時間 | 7時間15分~8時間30分 |
運賃(片道) | 旅客運賃:5,000円(2等) バイク:7,000円(125cc超) |
【公式サイト】http://www.silverferry.jp/
バイクと自分は別々に移動
バイクを航空輸送や陸上輸送で北海道へ送って、自分は別ルートで上陸する方法も。ANAが企画するスカイツーリング北海道と陸上輸送のBAS便について、調べてみました。
(1)スカイツーリング北海道
自分とバイクが同じ飛行機で移動するというもの。航空券と宿泊費、バイク輸送費がひとまとめにされたツアーです。
今年のお盆シーズンの料金は、たった2泊で185,800円~217,300円……。お金に余裕はあるけど、時間に余裕がない人向けのサービスですね(;・∀・)
(2)BAS便
全国にあるデポ(輸送所)からデポまでをトラックで輸送してくれるサービス。
都内のデポから北海道までの輸送量は、だいたい5万円くらいでした。
自分自身の交通費が別に必要なので、合計でそれなりの金額になりそうです。フェリーの予約が取れなかったときの選択肢として考えるならアリ……かな?
現地でレンタルバイク!
自分のバイクでなくてもOK!という場合は、北海道でバイクをレンタルする手段もありますね!レンタルバイク大手のレンタル819だと、新千歳空港の近くに店舗がありました。
肝心のレンタル料ですが、P-4クラスだと15,500円(初日)+10,800円/日(2日目以降)。
さらに、北海道までの自分の交通費も必要なので、お財布事情と相談しながらツーリング日数を決めると良さげです。
北海道まで格安航空券を利用すれば、安く抑えられそう。ざっくりと調べたところ、お盆期間では羽田~新千歳空港の往復で4万円くらいでした。
北海道への移動費はいくらかかるの?
私が北海道ツーリングした場合、移動費の総額はいくらになるのか、アクセス方法ごとに整理してみました。ガソリン代はNinja400Rの平均燃費25km/L、レギュラー120円/Lで計算。
アクセス方法 | 総額(往復) | 内訳 |
---|---|---|
商船三井フェリー | 58,440円 | ・フェリー代:52,440円 ・自宅~大洗港:6,000円(高速代4,800円、ガソリン代1,200円) |
新日本海フェリー | 54,720円 | ・フェリー代:40,720円 ・自宅~新潟港:14,000円(高速代10,600円、ガソリン代3,400円) |
自走&短距離フェリー | 34,700~48,700円 | ・フェリー代:10,000~24,000円 ・自宅~青森:24,700円(高速代18,000円、ガソリン代6,700円) |
スカイツーリング | 185,800円~217,300円 | ・ツアー代:185,800円~217,300円 ※宿泊代込み(2泊) |
BAS便 | 約140,000円 | ・バイク輸送代:約100,000円 ・航空代:約40,000円(格安航空券) |
レンタルバイク | 約98,700円 | ・レンタル代:58,700円(5日間と想定) ・航空代:約40,000円(格安航空券) |
総額は、自走&短距離フェリーが最安になりました。
次いで、長距離フェリーの新日本海フェリー、商船三井フェリーの順番。この2つは思ったより金額差は出ませんでした。好みに合わせてどちらを選んでも良い感じ。
バイクに拘りがなければ、レンタルバイクも選択肢に入りそうです。レンタル日数を減らせば、もうちょっと安くできますし。
残りの2つは、私のお小遣いでは無理です……(´-ω-`)
長距離フェリーに決めた!
写真:東京湾フェリーにて
初めての北海道ツーリングですし、乗り慣れた自分のバイクで巡ってみたい!そして、やっぱり定番のフェリーで船旅を楽しみたい!でも、青森まで自走するのはちょっと……。
ということで、長距離フェリーで北海道へ行くことにしました!
自宅からいちばん近い大洗港から出発できる商船三井フェリーを第一候補に。
新日本海フェリーも予備の選択肢として視野に入れつつ、フェリーの予約をしたい所存です(`・ω・´)
次回「フェリー予約編:お盆の予約合戦に挫けそうです……」 お楽しみに!
「初めての北海道ツーリングの準備する」エントリーまとめ
北海道ツーリングの準備記事は、全5構成です。よろしければこちらもお読みください↓
- 行き方検討 ←本エントリー
- フェリー予約
- 北海道で巡りたいスポット
- 荷物と積載を検討する
- 積載して練習ツーリング