初めてのふるさと納税で電動シェーバーをゲットしたい
世間で噂の「ふるさと納税」といふものを、サラリーマンの私もしてみむとてするなり。
年の瀬も迫ってきていることもあって、この前職場の同僚の間で「ふるさと納税」の話が話題に上がりました。
前々から気になってはいたものの、難しそうで良く分からんという理由で放置していましたが、ちゃんと調べてみると「2,000円で電動シェーバーをゲットできるっぽい!」ことが判明。
というわけで、初めてのふるさと納税にチャレンジしてみました。
ふるさと納税とは?
「納税」という名前が付いていますが、実質的には都道府県や市区町村などの自治体への寄附。自治体に寄附をした金額のうち、自己負担額(2,000円)を除いた金額が所得税及び住民税から控除される制度です*1。
そして、自治体からは寄付金と引き換えに「お礼の品」がもらえます。これがふるさと納税の魅力の一つになっています。
ざっくりと言えば、2,000円で自治体からお礼の品をゲットできる制度なのです(`・ω・´)
ただ、控除金額によって自己負担額は2,000円を超えることもあります。自分の控除金額の目安は、このようなポータルサイトで確認できます。
▼ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」| 税金控除になる金額の目安
http://www.furusato-tax.jp/example.html
でも、控除されるには確定申告をやる必要が……。確定申告とは無縁なサラリーマンの私にとって、ふるさと納税のためだけに確定申告するのはハードルが高い(´・ω・`)
確定申告しなくても良かった
だがしかし!
今年度から、特定の条件を満たせば確定申告が不要な「ふるさと納税ワンストップ特例制度」が設けられました。
条件は3つ。
- 確定申告が不要な人=サラリーマンであること
- 2015年1月1日~3月31日の間に寄附をしていないこと
- 1年間の寄附先が5自治体以下であること
所定の書類を寄付先の自治体に提出する必要はありますが、確定申告は不要になるので、ふるさと納税の敷居がグッと低くなりました。
というわけで、ふるさと納税をすることを決意。
寄付先を決める
ふるさと納税をするとなれば、次は寄付先の自治体を決めます。私は下のポータルサイトを利用しました。
自分の故郷とか寄付金の用途で選ぶのも良いですが、今回は初めてということで自分の欲しい品物で自治体をチョイス。お礼の品に電動シェーバーがある福岡県福智町に決めました。ちょうど新しい髭剃りが欲しかったんですよね。カミソリ負けしないやつ(トラウマ)。
■トラウマの詳細はこちら→ 電動シェーバーの替刃を新調したよ - 財布の中身は残金12円
しかし、お礼の品の種類がこんなにも豊富だとは思いませんでした。特にすごいと思ったのは静岡県焼津市で、タブレットや3DS、iPad、果てには一眼デジタルカメラがお礼の品としてラインナップされています。
各自治体はふるさと納税の確保に相当躍起になっているんでしょうかね。あまりヒートアップすると規制が入ってしまうのではないかと、ちょっと心配です。いいぞ!もっとやれ!!
寄付の流れ
(1)寄付の申請
寄付のやり方は自治体によって異なりますが、福岡県福智町ではふるさと納税の特設サイトが開設されていて、ここから寄付申請を行いました。
また、福智町はポイント制を導入しているので、寄付した金額に応じたポイントがもらえます。そのポイントの範囲内でお礼の品を選ぶという流れ。
(2)寄付金の送金
申請フォームに必要な情報を入力して送信すると、すぐに指定したメールアドレスに寄付金の支払い手続きの案内メールが届くので、案内に従って送金します。
ちなみに、支払方法は郵便振込みとクレジットカード払い(Yahoo!公金支払い)の2種類がありました。私はクレカ払いにしたので、その場ですぐに送金が完了しました。
すると、即座に「寄付金額に応じたポイントを付与しました!」とのメールが届きました。特設サイトで確認すると、確かにポイントが付与されていました。もうこの時点で、お礼の品を選べるわけです。
特設サイトで寄付の申請をしてからここまでで約10分間。は、早い……。
(3)お礼の品の申し込み
さっそく特設サイトに戻って、お礼の品を選びます。
目当ての電気シェーバーを選択して、発送申請完了。普通のネット通販で買い物をする感覚で出来るので、非常に分かりやすかったです。
(4)あとは待つべし
あとは自治体からお礼の品が発送されるのを待つだけです(・∀・)wktk
ネット通販とは違って、相手が自治体や国なので届くまで時間が掛かりそうな予感がしますが、楽しみに待とうと思います。そうだ、ワンストップ特例の申請書も書かないと。これも後ほど自治体から送られてくるようです。
果たしてお礼の品は無事に届くのか。また後日に続きの記事を書こうと思います。
*1:控除される寄附金額は、収入や家族構成等に応じて一定の上限があります