デジタル一眼レフで花火の撮影をしてきた【東京湾大華火祭2015】
せっかくデジタル一眼レフを持っているんだし、本格的に花火撮影してみようか。
そう思い立って花火撮影に必要といわれる機材(三脚、レリーズ)を購入し、8/1に開催された「第62回いわき花火大会」で花火撮影に初挑戦。
そして今回は、前回の撮影で掴んだ(と思いたい)コツを活かし、本命の「第27回東京湾大華火祭」で花火撮影に挑んできました。しかし、写真撮影抜きでも、この花火大会は見に来て本当に良かったと思えるものでした。
過去記事のご紹介
花火撮影用の機材(三脚とレリーズ)を揃えてから、実際に初めての花火撮影を挑戦するまでの話は、こちらの記事につらつらと書き綴っています。
zankin12yen.hatenablog.com
実際に撮影してみて幾つか課題が分かりましたが、初めての撮影にしてはよく出来たんじゃないかなというのが俺の感想です。もちろん、カメラが趣味な方たちからすれば、全然なっていないとおっしゃるかと思いますが。初心者だから許してっ。
東京湾大華火祭について簡単に説明します
東京湾大華火祭とは、東京都中央区で開催される花火大会。東京港の晴海ふ頭から約1万2千発の花火が打ち上げられる、東京の代表的な花火大会のひとつです。ちなみにWikipediaによれば、今年(2015年)の動員数は72万人らしい。そんなに人居たのかい。
東京湾大華火祭の売りは、「都内でも珍しいといわれる巨大な尺五寸玉12発や尺玉130発など大玉を中心とした圧倒的なボリューム」と「日本煙火芸術協会の名人たちが制作した芸術玉」というのが、実行委員会の触れ込みでした。
俺が実際に見物して思ったのが、打ち上げ場所が会場に近い位置にあること。尺五寸玉が打ち上げられたときの爆発音には、腹に響くほどの迫力を感じました。
晴海主会場は整理券がないと入場できないのですが、なんとこの整理券は抽選なんです。今回は運良く抽選に勝ち抜き整理券をゲットできたので、花火を見るにはベストなポジションで観覧することができました。そして、会場の左前方にはレインボーブリッジ。まさに東京って感じっすなー。
撮影した花火写真(うまく撮れたやつ)
撮影した花火写真をドドンと公開。
一発ごとに打ち上げれれるいわき花火大会と違って、東京湾大華火祭は出し惜しみなく連続して花火が打ち上げられるので、シャッターを切るのに大忙しでした。
ポケモンがあればってことで、やはり妖怪ウォッチもありました。おまちかねのジバニャンはこちらです↓
途中で日本煙火芸術協会の作品も打ち上げられていましたが、それまでの花火と違って、一捻りあったり、色の移り変わりが鮮やかだったりで、素晴らしかったです。
終盤になるに向かって、花火の打ち上げ量と大きさがどんどん増してくる。ついには、花火がファインダーからはみ出してしまうほど。しかも、白飛びのオンパレード……。正直なところ、最後のほうは撮影よりも花火鑑賞に夢中でした。出し惜しみなく打ち上げられる花火。遅れて聞こえる爆発音。光と観客の歓声。なんだか会場が一つになったように感じました。
あと、観客が喜ぶ花火ってだいたい同じなんですね。高く上がって、大きく開いて、開いた光がすぐに消えずに柳のように流れ落ちていくやつ。それが上がる度に、みんなで「わぁー」と声を揃えて言う場面が多々ありました。
いやぁ、本当に見に来てよかった。
花火を撮影して思ったこと
そんなわけで2回目の花火撮影をしてきました。終盤はほとんど見ているだけになっていましたが。
さて、今回の東京湾大華火祭で花火撮影をして分かったことを書き出してみました。
(1)やっぱり場所選びが大事!
もはや花火撮影は撮影場所で決まる、と言ってもいいんじゃないか。
花火全体が写るのは打ち上げ場所からある程度距離がないといけないだとか、煙が来ないように風上に居なきゃいけないだとか、そういったことを事前に入念に調査しておく必要があると思います。
さらに東京湾大華火祭だったら、花火と一緒にレインボーブリッジや東京タワー、高層ビル群の夜景が写っていたら良い写真になること間違いなしや!
(2)打ち上がる花火が分かっていれば!
次はどんな花火が打ち上がるのか分かっていれば、シャッターを切るタイミングもつかめるて、良い写真が撮れると思うんです。そう思って、配布されたプログラムをチェックしながら撮影に臨みましたが、限界がありますね。
あと、プログラムに例えば「昇り曲導付き八重芯変化菊」と説明が記載されている場合もありますが、ちゃんと勉強しておかないとさっぱり不明。
花火撮影をよくやる方は、どこかから花火の構成をしっかりと調査されているんでしょうか。それとも、行き当たりばったりの運任せだったり?
次の花火大会は……
のつもりですが、先日申し込んだ有料観覧席(桟敷席)の抽選に漏れてしまいました。となると、一般観覧席で見ることになるのですが、混雑に揉まれてまで見られる確証のない会場に行くのは辛いな、というのが正直なところです。
俺、人混み苦手ですし……*1。
そんなわけで、土浦全国花火競技大会の代わりに別の花火大会へ行くか、今回の東京湾大華火祭をもって今年の花火撮影を終わろうか、どっちかになるかなーといったところです。
*1:東京湾大華火祭から帰宅後、38℃の高熱になり2日間寝込んでいました