財布の中身は残金12円

趣味のために働く既婚サラリーマンの気晴らしブログ。Ninja400Rで週末(最近はほぼ月1)ライダーやっています。

首都高の料金改正でバイクは安くなるのか計算してみた

今年4月から首都高の料金が改正されるみたいですね。

私は都内に住んでいるため、どこへ行くにもだいたい首都高を走らなきゃいけないので、今回の料金改正は他人事じゃありません。公式サイトによれば、改正内容は大きく3つあるみたいです。

  • 料金水準の統一
  • 車種区分の統一
  • 起点終点が同じであれば、経路を問わず料金を統一

うーん……。公式サイトやニュース記事を見ても、改正内容がいまいち分からない(´・ω・`)バイクは安くなるのかな。

そんな訳で、改正後の料金はどんなものなのか、バイクは安くなるのか、自分で調べてみました。

料金改正の内容

まずは料金改正の内容について、以下のページをもとに簡単にまとめてみました。
www.shutoko.co.jp

料金水準の統一

圏央道を含むその内側の高速道路の料金水準が、1kmあたり36.6円に統一されます。割高だった圏央道も、同じ料金水準に引き下げされるようです。

また、もともと割安だった第三京浜京葉道路は、同水準まで引き上げした際の負担が大きいことから、緩和措置として1kmあたり24.6円とされるもよう。

さらに、公式サイトによると、

ETC車の基本料金は、普通車の場合、現行の「6km毎の料金距離に応じて加算される料金体系」から、「0.1km毎の料金距離に応じて10円単位で加算される料金体系」になります。

となるようですが、「5km走れば500円になるんだろうか」と思って公式サイトのグラフを見ると、金額が違うよ。全然違うよ。

一体どういうことだ(後述)。

車種区分の統一

首都高の車種区分が細分化され、現行の2車種から5車種に統一されます。

この車種区分に応じて「車種間比率」という係数が決められていて、これによって料金が変わってきます。今回の改正で、バイクは「普通車」から「軽・二輪」に変わるので、もしかしたら値下げになるかも?(・∀・)wkwk

現行 改正後
普通車(1.0) 軽・二輪(0.8)
普通車(1.0)
中型車(1.07)
大型車(2.0) 大型車(1.65)
特大車(2.75)

※()内は車種間比率

起点終点が同じであれば、経路を問わず料金を統一

出発地と目的地が同じであれば、どの経路を利用しても起終点間の最短距離の料金(最安値)となります。

圏央道や外環道の利用を促すことを目的とした改正のようですが、ETC搭載車であること、首都高速経由の料金が高い場合には、首都高速を経由しても最安値にはならないことに注意が必要です。

改正後の料金を計算してみた

改正後の料金制度を理解するために、ざっくりですが自分で計算したZE☆

料金の計算式

首都高速道路の公式サイトでは見つけられませんでしたが、NEXCO東日本の公式サイトによると、次式から料金が算出されるそうです。

f:id:zankin12yen:20160301235017p:plain

料金水準は消費税とターミナルチャージを考慮しない金額29.52円/kmを使います(考慮すると36.6円になります)。あと、ターミナルチャージは距離に比例しない固定料金で、タクシーの初乗り運賃みたいなものです。

上の式で求めた数値を四捨五入して、10円単位の端数処理をすれば、首都高料金の出来上がり(`・ω・´)
なるほど、「0.1km毎の料金距離に応じて10円単位で加算される料金体系」というのは、この端数処理のことを言っていたのか。

普通車(車種間比率1.0)の場合の首都高料金をグラフにしてみました。公式サイトのグラフとだいたい同じものが出来ましたよ。
f:id:zankin12yen:20160301001833p:plain

このグラフによると、

  • 最低金額300円は4.4kmまでで、4.5km以降は走行距離に比例する
  • 現行より改正後の料金が安いのは、だいたい20.5kmまで
  • 上限金額1300円となるのは、35.6km以上

現行と比べると、より近距離利用がお得になって、長距離の利用は値上がりな傾向のようです。

バイクの料金

さて、お待ちかねのバイクの首都高料金です。バイクの車種区分は「軽・二輪」に該当するので、車種間比率0.8を使って計算しました。結果がこちら↓
f:id:zankin12yen:20160301001840p:plain

グラフを見ると、

  • 最低金額270円は4.4kmまでで、4.5km以降は走行距離に比例する
  • 現行より改正後の料金が安いのは、30.0kmまで
  • 上限金額1070円となるのは、35.5km以上

なにやら現行よりも安くなりそうな感じですね(・∀・)イイヨイイヨー

それで実際に安くなるの?

最後に、私がバイクでよく走る区間を例に、改正後の首都高料金がどう変わるのか調べてみました。ちなみに、特定のルートを通ると割引するよ的な割引制度は考慮していません。

用途 首都高区間 走行距離 現行 改正後
実家の埼玉へ 最寄IC~川口JCT 33.8km 930円 1020円 
自宅から常磐道 最寄IC~三郷JCT 25.7km 930円 820円
自宅から関越道へ 最寄IC~美女木JCT 34.7km 930円 1050円
自宅からアクアライン 最寄IC~川崎浮島JCT 18.1km 720円 620円

赤字:お得だよ! 青字:値上げだよ……
f:id:zankin12yen:20160302232640p:plain
現行と大差ない気がする……。
というか、バイクであまり変わらないんだから、普通車だと実質的に値上g(ry 

都内を通り抜けるために首都高をよく使いますが、この使い方だと走行距離がそこそこ長距離になる短距離にはならないため、改正してもあまり安くはならないようです。残念(´・ω・`)

追記【2016/3/3】

国土交通省に掲載されている統計を見ると、古い情報ですが、H13年時点での首都高の平均利用距離は20.2kmだそうです(これより新しい情報は見つけられませんでした……)。

出典:国土交通省(旧道路局)公式サイト|「今後の有料道路のあり方研究会」のページ
http://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/arikata/

今でも平均距離に変化がないと仮定すると、改正後の制度は、多くの人が利用する20kmあたりの料金が変わらないように考慮されているみたいです。

改正されるのは首都高だけじゃない

ここまで首都高の料金について調べてみましたが、今年の4月から改正されるのは、首都高を含めた首都圏の高速道路です。下の総合サイトに情報がまとまっているので、改正する前に目を通しておこうと思います。
www.jehdra.go.jp

とはいえ、趣味のツーリングにかける交通費はもとから気にしていないので、高速道路の料金が値上げされてもへっちゃらですけどね(´;ω;`)ウッ…