新潟市の水族館「マリンピア日本海」のイルカショーが面白い!
話は、今年のお盆休みに遡ります。
初日から38℃の熱を出してしまい、どこへも外出せずに布団のなかで過ごしたお盆休み。
その埋め合わせとして、シルバーウィーク中に旅行しようと妻に提案したところ、
「チンアナゴが見たい(・へ・)」という命令ご要望を承りましたので、新潟市の「マリンピア日本海」という水族館へ行ってきました。
そこのイルカショーがとても面白かったので、ご紹介しようと思います。
◆マリンピア日本海について
マリンピア日本海は、1967年に開館した日本海側最大級の水族館。2013年にリニューアルされたとのことで、建物や設備がきれいに整備されていました。
場所は、新潟駅から車で20分ほどのところにあります。
※詳細は公式サイトをご覧ください→ 「新潟市水族館 マリンピア日本海」
◆マリンピア日本海のイルカショーのここが面白い!
イルカショーといえば、その高い運動能力と知能を活かした迫力あるジャンプやアクロバティックな演技が見どころですね。
マリンピア日本海のイルカショーは、それに加えてイルカの解説にも力を入れており、観て楽しむだけでなく、知って楽しむことも出来るショーでした。
解説は飼育員の説明とイルカたちが実演する形式で、丁寧で分かりやすかったです。演技時間20分のうち半分を解説の時間に割いていたことも、力の入れ具合を感じました。
それでは、ざっくりとショーをご説明しましょう(`・ω・´)
ショーの開始と同時にイルカの紹介。手前の2頭がバンドウイルカで、奥の2頭がカマイルカだそうです。
まずは、イルカの歯について解説。イルカの歯は人間のように乳歯と永久歯の違いはなく、生まれてから生え変わることがないそうです。
口を開けて観客に歯を見せながらプールを泳ぐバンドウイルカ。利口だなぁ。
次は、「道具を使えるほど知能が高いんですよー」という飼育員の説明とともに、口先でフラフープをまわすイルカ。一生懸命でかわいい(・∀・)
今度はイルカの鼻の解説。なんとカマイルカが水中で息を吐いて、鼻の場所を教えてくれました!こんなことも出来るなんてすごくお利口さん……。
イルカの鳴き声の解説。飼育員がプールにマイクを入れると、水中でイルカが「キューキュー」と鳴いているのが聞こえます。それでは、地上で鳴くとどんな風に聞こえるんでしょうか?
プールサイドに上がったイルカにマイクを近づけると……「グワッグワッ」と、まるでアヒルのような鳴き声が聞こえました。地上で鳴くイルカの声を聞くのは初めてだったので、私も思わず「へぇー!」と声を上げてしまいました(笑)
最後に、イルカの性別の見分け方の解説です。飼育員がプールサイドに上がったイルカを指して……
飼育員「イルカのオスとメスの見分け方を説明します。イルカのお腹を見てください」
私「うんうん」
飼育員「イルカのお腹の下の方に、一本のすじがありますね」
私「……ん?!」
飼育員「実はこれ……」
私。oO(それはちょっと直接的じゃないですかね!あかん!観客は家族連れだらけですよ!)
飼育員「これ……の横にある2本のすじが、イルカのおっぱいなんですよー」
飼育員「つまり、すじが3本あるイルカがメスで、1本のイルカがオスなんです」
ハラハラドキドキした自分を殴りたい(・ω・`;)
さて、ショーの後半はお馴染みのイルカジャンプです!
イルカをデジタル一眼レフで撮影するのは初めてだったので、たくさんシャッターを切りました。肉眼よりもファインダー越しに見るイルカの方が多かったくらいです(笑)
吊るされたボールに向かってジャンプ!
3匹揃ってジャンプ!(奥の1頭はご機嫌を損ねているもよう)
今度は4頭でジャンプ!
バックスピン!(1頭はご機嫌を損ねry)
ショーの終わり。
イルカたちはプールサイドに上がって、胸ビレを振ってくれました。カワイイ!
◆おまけ
最後に、マリンピア日本海の他の展示物をササッとご紹介します。
水族館入口付近の写真。
お手洗いは直進と書いてあるのに、「矢印は曲がってるじゃん!」とツッコミを入れたい。
フンボルトペンギンです。
横になってひなたぼっこ中。なかなか良い表情だ……。
トド。しきりに吠えるトドと、それを全く気にせず寝ているトド。
見返り美人なカリフォルニアアシカ。
目がガチで怖いアメリカビーバー。本当に怖い。
ムツゴロウ。私もこんな風にぼーっとして過ごしたい。
熱帯魚コーナー。けっこう上手く撮れてる(自画自賛)
妻撮影(その1):クラゲ
妻撮影(その2):チンアナゴ
ちなみに妻はこの写真を見て、「これは良いチンアナゴだ(・へ・)」と満足げでした。
◆ちょっとお得にマリンピア日本海に行く方法
この記事を読んで、マリンピア日本海に興味を持っていただけたら嬉しいです。
そんな方のために、ちょっとお得にマリンピア日本海へ行く方法をご紹介します。
それは、新潟市観光循環バスの一日乗車券を買うことです。
→観光循環バスについて 新潟市
■新潟市観光循環バスとは?
新潟市観光循環バスは、市内に点在する水族館や博物館、美術館などの施設を効率的に移動するための交通手段として運行されているバスです。運賃は次の通りです。
通常 | 一日乗車券 | |
---|---|---|
運賃 | 210円(1回あたり) | 500円(乗り降りし放題) |
水族館の行き帰りだけなら、通常運賃が420円で安く済みそうに思えます。ですが、一日乗車券には割引特典が付いていて、特定の施設で入場券を購入する際に一日乗車券を提示すると、料金が割引になるんです。
マリンピア日本海は割引特典が使えて、一日乗車券を提示すると通常1,500円の入館料が1,200円になります(`・ω・´)<大人料金です。
■一日乗車券でいくら安くなるの?
ここで、一日乗車券を利用した場合としない場合とで、払う金額を比較してみます。
通常 | 一日乗車券 | |
---|---|---|
バス代 | 420円(往復) | 500円 |
水族館代 | 1,500円 | 1,200円 |
合計 | 1,920円 | 1,700円 |
220円安くなります。しかも、循環バスが乗り放題。
ちなみに、小学生のお子さんの場合は、
通常 | 一日乗車券 | |
---|---|---|
バス代 | 220円(往復) | 250円 |
水族館代 | 600円 | 480円 |
合計 | 820円 | 730円 |
90円ほど安くなりますね。
割引額は少額ですが、その分で食事を1品追加したり、別のレジャーに当てたりして、より充実した余暇を過ごしてみてはいかがでしょうか。