実家でNinja400Rのオイル交換&スプロケ清掃をしてきた
今の住まいはマンションなので、バイクメンテナンスをやる場所がないんですよ。洗車もできないですし、オイル交換なんてもっての外。
かと言って、ショップでやってもらうのもお金がかかるし、出来れば簡単なバイクのメンテナンスは自分でやりたいところ。
そんな折、先日地元の友人とツーリングに行く約束があったので、ついでに実家へ寄ってオイル交換とスプロケット周りの清掃を行ってきました。
まずは、オイル交換です。
オイル交換の手順については、色んな方々がブログでご説明されていると思うので、ざっくりとご紹介。
アンダーカウルを外す
まずは、作業の邪魔になるアンダーカウルを取り外します。アンダーカウルは、下の写真の赤丸で囲んだヘックスビス3本と、下部にあるプッシュリベット3本で固定されています。
あと、私のNinja400Rにはスライダーを取り付けているので、これも外さないとアンダーカウルが取れません。
オイルキャップを外す
アンダーカウルを外したら、 オイルを抜く準備として「オイルキャップ」を外します。ここで、キャップを外しておくと空気の抜け道ができるので、オイルの抜けが良くなります(ような気がします)。
ドレンボルトを外す
下にオイルパンを置いて、ドレンボルトを外します。ちなみに、Ninja400Rのドレンボルトの呼び径はM12だったかと。
ボルトを緩める前に、修正液で合いマークを描き描き。こうすることで、ドレンボルトを締める際の締め過ぎを防ぎます*1。
オイル交換は何度かやっていますが、これまでのところ、合いマークのやり方でボルトが緩んでオイル漏れ!なんて事象は発生していないので、問題なし。
合いマークを描いたら、17mmのメガネレンチでドレンボルトを緩めます。ボルトを外すとオイルがビャッと降り掛かってくるので、手にかからないようにサッと避ける。
ドレンボルトを締め付ける
オイルを入れる前にドレンボルトを取り付けましょう。ガスケットは新品に交換。
新しいオイルを入れる
いよいよ新しいオイルを入れます。
今回は、ネットの一部でも話題になっていた、エーゼットのオイルを入れてみました。4リットルで2000円弱(2015年6月時点)と、コストパフォーマンスの良さが素晴らしい。でも、買おうとしたら4リットルが売り切れだったので、1リットルを2つ購入。
AZ(エーゼット) MEO-012 バイク用4サイクルエンジンオイル 【10W-40】 4L 〔全合成/化学合成油/FULLY SYNTHETIC/4スト/SL/MA2〕 EG044
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オイル窓を見ながら、アッパーレベルとロワーレベルの間になるまでオイルを注入します。オイル量は、フィルタエレメントを交換していないので1.7リットル。
エーゼットのオイルを入れて500km程走行しましたが、 今のところ特に問題なし。機能も充分かと。あとは耐久性が気になりますが、これはしばらく走ってみて判断ですね。
(せっかくなので)スプロケット周りの清掃
当初の予定では、オイル交換だけをするつもりでした。
でも、オイル交換中にバイクをよく見てみると、スプロケット(ドリブン側)の辺りが盛大に油まみれになっとる……。写真の赤枠のところ。
近づいて確認すると……。
うわぁ……これはひどい。
これまでに注油されたチェーンオイルが固まったものが溜まりに溜まり、ついにスプロケットカバーから溢れてしまっていたのでした。どうしてこんなになるまで放っておいたんだ!
というわけで、早速清掃の始まり始まり。
まずは、スプロケットカバーを外します。ボルト2本だけで付いているので、こいつを緩めるのですが、赤枠のボルトは結構奥にいるので、ちょっと長めのボックスが必要になります。
さて、スプロケットカバーを外してみると……
ギットギトじゃないすか……。
んで、一生懸命清掃した結果がこちらです↓
時間もなかったので、しっかり掃除してませんが、それなりに綺麗になりました。別の機会にじっくりと清掃しよう(遠い目)。
そんなわけで、実家に帰ってバイクのメンテナンスをしましたよ。
自分でバイクをメンテナンスするのは、楽しいし愛着が湧く。さて、今度はどこへツーリングしようかしらね。
*1:ちゃんとしたやり方は、指定された締め付けトルクでボルトを締める方法なんですが、トルク値が記載されたサービスマニュアルも、工具であるトルクレンチも持っておりません。だって、イイお値段するんですもの……。